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「Googleアシスタント」が「Waze」でも利用可能に
Googleの音声アシスタントがナビアプリの「Waze」で使えるようになった(まずは米国で)。運転中に画面をタップしたりせずに渋滞情報などを確認できる。
米Googleは6月10日(現地時間)、傘下の地図サービス企業Wazeのアプリが、音声AIアシスタント「Googleアシスタント」に対応したと発表した。まずは米国の英語版で利用できるようになった。
Wazeは、渋滞や工事などの情報をコミュニティで共有できるナビゲーションアプリ。コミュニティの情報に基づく最速ルートや迂回ルートを確認できる。
Googleアシスタントを使えるようになることで、これまで手入力する必要のあった渋滞情報の報告や迂回路の問い合わせなどを、「Hey Google」でGoogleアシスタントを呼び出すことで音声で行えるようになった。
音声コマンドを利用できるようにしたことで、ドライバーは運転にこれまでより集中できるようになるとしている。
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