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Twitter、嫌がらせ対策“リプライを非表示”のテストを開始
Twitterが4月に予告していた、見たくないリプライを非表示にする機能のテストをカナダで来週開始する。非表示にしたリプライがあることは小さなアイコンで表示され、これをタップすると隠されたリプライを読める。
米Twitterは7月11日(現地時間)、4月に予告していたリプライを非表示にする機能のテストを来週からカナダで開始すると発表した。2018年3月から取り組んでいる「会話の健全性」向上の取り組みの一環だ。
各リプライの下向き矢印で開くメニューに「リプライを隠す」という項目が追加される。これをタップすると、リプライが表示されなくなる。
リプライを隠すと、そのツイートには隠されたリプライがあることが分かる小さなアイコンが表示される。
このアイコンをタップすれば、誰でも隠されたリプライを読むことができる。
Twitterは公式ブログで「Twitterでは毎日、様々なテーマで重要な会話が交わされている。だが、そこでは無関係だったり、攻撃的なリプライが加わることで、議論を邪魔できることをわれわれは把握している。会話を始めたユーザーがある程度会話をコントロールできるようにするべきだとわれわれは確認している」と語った。
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