Googleアシスタントにリマインダーを家族に送る“アサイン”機能 「パパ、ゴミ出しお願いね」
Googleアシスタントに、「ねぇGoogle、パパに朝8時にゴミ出しするようリマインドして」などと命令することで、家族宛のリマインダーを設定できるようになる。まずは米国の英語版から。
米Googleは8月15日(現地時間)、音声アシスタント「Googleアシスタント」の新機能「Assignable reminder」を発表した。自分以外の、例えば家族にリマインダーを送れる機能だ。まずは米、英、オーストラリアで英語で使えるようになる。
子どものお迎えやゴミ出しなど、夫婦で分担しているタスクを思い出してもらったり、子どもの テストの日の朝に「がんばってね」とメッセージを送ったりできる。
家族向けのリマインダーを作るには、「ねぇGoogle、グレッグ(夫の名前)に朝8時にゴミ出しするようリマインドして」などと命令する。
リマインダー作成のタイミングで、グレッグのスマートフォン、スマートスピーカー、スマートディスプレイに通知が表示(再生)され、指定した時間に再度表示(再生)される。
リマインダー作成者は「ねぇGoogle、グレッグへのリマインダーは何?」と尋ねることで相手へのリマインダー一覧を確認できる。他のリマインダー同様、位置情報ベースのリマインダーもサポートするので、「ねぇGoogle、クレア(娘の名前)がサンフランシスコフェリービルに行ったら花束をピックアップするようリマインドして」などの命令も可能だ。
アサインリマインダーをやりとりできるのは、Googleファミリーグループに登録したメンバーか、スマートスピーカーやスマートディスプレイにVoice Matchでアカウントをリンクしているメンバーだ。また、互いの「連絡帳」に登録されている必要もある。
Googleアカウントを自分で管理できない13歳以下であってもファミリーリンク経由でメンバーに加えることができる。
関連記事
- スマートディスプレイ「Google Nest Hub」日本上陸 価格は1万5120円
Googleのスマートディスプレイ「Google Nest Hub」が日本でも発売される。音声で家電の操作や情報確認ができる7インチの据え置き型デバイス。 - Google Playストア、子どもを不適切アプリから守るポリシー強化
Googleが、Androidアプリの公式オンラインストア「Google Playストア」で子どもが不適切なアプリをダウンロードさせないよう、ポリシーを改定すると発表した。アプリ開発者は9月1日までに既存アプリの登録情報を確認・変更する必要がある。 - GoogleアシスタントについてCESで発表された新機能まとめ マップサポートや通訳など
Googleアシスタントがモバイル版「Googleマップ」のナビ画面で使えるようになった。また、Google Homeおよびスマートディスプレイの「通訳モード」でリアルタイムの通訳機能が使えるようになる。その他、AmazonのACK対抗のサードパーティーを取り込むプラットフォームなども発表された。 - 「Googleアシスタント」に“ブロードキャストへの返事”や“ルーティンと「時計」の連携”機能
GoogleのAIアシスタント「Googleアシスタント」に、「ブロードキャスト」に返事をする機能や、再生中のポッドキャストの速度を変える機能、「ルーティン」を「時計」アプリと連携させる機能などが追加される。 - Google、カレンダーや写真を6人で共有できる「ファミリーグループ」提供開始
Googleが、各種サービスのファミリープランやGoogleカレンダー、Googleフォトのコンテンツを6人までのメンバーで共有し、管理するためのツール「ファミリーグループ」を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.