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「Chrome OS」、バージョン76でようやく仮想デスクトップをサポート
「Chrome OS」がバージョン76にアップデートし、仮想デスクトップ機能や複数タブを一元管理できるメディアコントロールパネルなどが追加された。
米Googleは8月12日(現地時間)、「Chrome OS」のバージョン76をリリースしたと発表した。リリースノートには記載されていないが、このアップデートでいわゆる仮想デスクトップ機能が追加された。
一般的なPCの[f5]に当たるキーを押すと、開いているアプリがそれぞれ仮想デスクトップとして表示され、クリックすることで切り替えられる。
また、Androidのようなメディアコントロールパネルが表示されるようになった。複数のタブで別々の動画を再生したりしている場合、このパネルでそれぞれの停止や早送りが可能だ。パネルを表示するには、画面右下の「右下の時刻」をクリックする。
ユーザー補助関連で、カーソルを一定時間停止すると自動的にクリックする機能が追加された。この機能を[設定]で有効にすると、左クリックだけでなく、右クリック、ダブルクリック、クリック&ドラッグなどが可能だ。
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