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Microsoft、バーチャル「Build 2020」を5月19日から48時間、無料で開催へ
Microsoftの年次開発者会議「Build 2020」が、日本時間の5月20日午前0時から48時間通しでオンラインで開催される。新型コロナウイルスの影響で物理的な開催は断念したが、登録すれば抽選もなく、無料で参加できる。
米Microsoftは4月30日(現地時間)、年次開発者会議「Build」の2020年度版を、太平洋時間の5月19日午前8時(日本時間の20日午前0時)から48時間連続で開催すると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でリアルなイベントが中止になる中、同イベントもオンラインでのバーチャル開催になる。
参加申し込みは専用ページから行う。例年のような抽選はなく、参加費は無料だ。
例年通り、サティア・ナデラCEOやスコット・ガスリー上級副社長などが登壇する基調講演で始まり、多数のデモやセッションが用意されている。すべてライブで配信するが、録画もするので、(日本のように)時差のある地域でも自分のスケジュールに合わせて視聴できる。
また、同じライブセッションを3時間おきに3回行うので、ほとんどの地域でセッションを生で視聴できる。
さらに、ライブのQ&Aコーナーもあり、事前に登録することでMicrosoftのエンジニアに直接質問できる。
なお、毎年Buildと同じ時期に開催されている米Googleの年次開発者会議「Google I/O」は今年、バーチャルでも開催しない予定だ。
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