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TikTokのCEOとしてByteDanceがDisneyの幹部を引き抜き

人気アプリ「TikTok」を運営する中国ByteDanceが、Disneyの動画配信サービス「Disney+」の立ち上げを率いた幹部ケビン・メイヤー氏を同社のCOOとして迎える。メイヤー氏はByteDanceが米国で立ち上げたTikTokのCEOにも就任する。

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 動画共有アプリ「TikTok」を運営する中国ByteDanceは5月18日(米太平洋時間)、米The Walt Disney Company(以下、Disney)で動画配信事業の責任者を務めたケビン・メイヤー氏(55)をCOO(最高執行責任者)兼米TikTokのCEOに迎えたと発表した。メイヤー氏は6月1日に同職に就く。創業者のチャン・イーミン(張一鳴)CEOの直属になる。

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ケビン・メイヤー氏(既に削除されたDisneyの企業ページより)

 メイヤー氏は2005年に米TivoからDisney入りし、企業戦略、事業開発、買収、企業情報技術、イノベーションなどを担当してきた。2018年にDirect-to-Consumer and International責任者に就任し、「Disney+」の立ち上げで大きな役割を果たした。一時期はボブ・アイガー前CEOの後継者とみなされたこともあるが、2月にテーマパーク部門の責任者を務めるボブ・チャペック氏が後任CEOと発表された。

 メイヤー氏はByteDanceで音楽やゲームを担当し、TikTokのCEOとして「急成長するプラットフォームをリードしグローバルコミュニティの構築に努める」。

 同氏は発表文で「ByteDanceの次のフェーズをリードできることを嬉しく思う。また、Disneyで一緒に成果を作ってくれたチームにも感謝する。リーダーシップとメンターシップを与えてくれたボブ・アイガーと尊敬するボブ・チャペックには特に感謝している」と語った。

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