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WarnerMediaの定額動画サービス「HBO Max」スタート Apple TVやPS4にも対応
NetflixやDisney+と競合するWarnerMediaの定額動画サービス「HBO Max」が米国でスタートした。月額14.99ドルと競合より高いが、AT&Tの顧客であればかなりお得なプランを利用できる。
米AT&T傘下の総合メディア企業WarnerMediaは5月27日(現地時間)、定額動画サービス「HBO Max」を米国で開始したと発表した。
月額14.99ドルと、「Netflix」(8.99ドル〜)、「Apple TV+」(4.99ドル)、「Disney+」(6.99ドル)より高めの設定だが、HBOを利用しているAT&Tの顧客や、インターネットサービスをバンドルしている顧客は従来どおりの契約でHBO Maxをそのまま利用できるのが強みだ。2015年に立ち上げた「HBO Now」のユーザーも、そのままHBO Maxにアップグレードできる。
コンテンツは、HBOのすべてと、WarnerMedia(Warner Bros.、New Line Cinema、DC、TBS、TNT、Cartoon Network、Crunchyroll、Rooster Teeth、Looney Tunesなど)の映画やテレビ番組に加え、スタジオジブリ作品も配信し、オリジナルも制作中だ。
Webアプリまたはモバイルアプリ(iOSおよびAndroid)で視聴できる。
スタート段階での視聴できるWebブラウザおよび端末は以下の通り。AmazonとRokuには対応しない。
- Android Phone 5.0以上
- Android Tablet 5.0以上
- Android TV 5.0以上
- Chrome 69以上
- Chromecast
- iPhone 6以上(iOS 12.2)
- iPad 6以上(iPad OS 12.2)
- Apple TV(tvOS 12.2)
- Airplay 1.0
- Safari 9.1.2以上
- Firefox 66以上
- Xbox One(UWP 10以上)
- Edge Browser 16以上
- Internet Explorer 11
- PlayStation 4(Orbis 10以上)
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