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Pixelシリーズの“Feature Drops”第3弾は「おやすみ時間」タブやバッテリー機能強化など

Googleが3カ月ごとに発表するPixelの新機能「Feature Drops」第3弾は、自動調整バッテリー機能の強化、「時計」アプリへの「おやすみ時間」タブの追加など。Pixel 4でしか使えなかった機能がPixel 3でも利用可能になった。

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 米Googleは6月1日(現地時間)、オリジナルスマートフォン「Pixel」シリーズに提供していく予定の新機能「feature drops」の第3弾を発表した。Android 10の最新版(のPixelシリーズ)で利用できる。同日リリースでロールアウト中のセキュリティアップデートを適用したところ、筆者のPixel 4でも一部の新機能を利用できるようになった。

 Pixelのモデルや地域によって使えないものもあるが、簡単に紹介しておく。

「自動調整バッテリー」の強化

 「自動調整バッテリー」は、必要なときだけ電池を使うようアプリを設定するための機能。[設定]→[電池]で設定する。この機能が「さらにスマートに」なり、バッテリーが切れる時期の予測確度が上がり、バックグラウンドでのアクティビティをさらに抑制することでバッテリー持続時間が従来より延びるとしている。

「時計」アプリに「おやすみ時間」タブ追加

 「時計」アプリに新たな「おやすみ時間」タブが追加された。ユーザーの睡眠をサポートする様々な機能がこのタブにまとまっている。

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「時計」アプリに追加された「おやすみ時間」タブ

 これまで「Pixel Stand」と接続していないと使えなかった「めざましディスプレイ」がPixel端末単体で使えるようになったことを含む、以下のような機能を利用できる。

  • リマインダーの通知:設定した就寝時刻が近づくとそれを知らせるリマインダーを設定
  • おやすみ時間モード:就寝時にスマートフォンを消音状態にし、画面をモノクロにする設定
  • めざましディスプレイ:アラームが鳴る前の15分間、画面を徐々に明るくする
  • 音:アラーム音の選択
  • バイブレーション:アラームのバイブレーションをオンにする
  • Googleアシスタントのルーティン:起床時にアシスタントが行う操作を選択する
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おやすみ時間タブの各種設定

「レコーダー」アプリをGoogleアシスタントで操作可能に(英語のみ)

 Pixelシリーズで利用できる音声録音アプリ「レコーダー」で、「Googleアシスタント」による録音開始、停止、検索が可能になった。ただし英語のみ。

「緊急情報サービス」アプリがPixel 3でも利用可能に

 Pixel 4でのみ利用可能だった「緊急情報サービス」アプリがPixel 3でも利用可能になった。これは、ユーザーの安全を確保するため、初期対応者と緊急連絡先に連絡するアプリ。Google Playストアからダウンロードできる。新機能として、付近の災害情報を受け取る設定もできるようになった。また、日本ではまだ使えないが、自動車事故に遭ったことを感知すると緊急サービスに自動連絡する機能もある。

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緊急情報サービスアプリ

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