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人気プロゲーマーNinja、Mixer終了に向けYouTubeで初ゲーム実況
人気プロゲーマーNinjaがYouTubeでは初のゲーム実況を行った。Microsoftのゲーム実況サービス「Mixer」と独占契約していたが、同サービス終了でその動向に注目が集まっていた。
人気プロゲーマー「Ninja」ことリチャード・タイラー・ブレヴィンス氏は7月8日(米国時間)、自身のYouTubeチャンネルで初めてゲーム実況を行った。
Ninjaは米Amazon傘下のゲーム実況サービス「Twitch」で多数のフォロワーを獲得し、昨年8月に拠点を米Microsoftの「Mixer」に移した。本稿執筆現在のMixerでのフォロワー数は約320万人。だが、Microsoftが6月にMixerを7月22日に終了すると発表したことから、同氏の動向に注目が集まっていた。
Ninjaは以前からYouTubeチャンネルを開設しているが、YouTubeでゲーム実況をするのはこれが初めてだ。実況開始の1時間前に「あと1時間」とツイートし、実況開始時には「初めてのYouTube実況が始まるよ」とツイートした。
ゲーム実況は米Epic Gamesの「Fortnite」をDr Lupo、TimTheTatman、Courageとプレイするというものだった。実況開始時点で10万以上の視聴者が集まり、本稿執筆時点の視聴回数は約318万回になっている。
MicrosoftはMixer終了を発表した際、ストリーマーは米Facebookの「Facebook Gaming」に移行できるとしていた。NinjaがYouTubeに拠点を移すのか、Facebook Gamingでも活動するのかは、まだ不明だ。
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