速報
Twitter、トランプ氏アカウントの特別扱いは1月20日に終了すると認める
Twitterは、ドナルド・トランプ米大統領が1月20日に退任した後、@realDonaldTrumpアカウントをポリシーによる例外措置対象から外すと認めた。
米大統領選は11月7日午前(米東部時間)、民主党のジョー・バイデン氏(77)が次期大統領に就任することが確実になった。
ドナルド・トランプ米大統領は「この選挙を大差で制したのはこの私だ!」とツイートしたが、このツイートには「これがツイートされた段階では公式な選挙結果は発表されていない「という注意書きが添えられている。
トランプ氏のここ数日の選挙関連の多数のツイートは、ラベル付きで非表示(クリックすれば表示できる)されてきた。それでも、Twitterのポリシーの下、一般人のツイートであれば削除されたりアカウント停止になるような誹謗中傷でも削除されなかった。
このポリシーでは、Twitterルールに違反するツイートに対する措置の例外を、「選出議員と政府関係者によるツイートのうち、公共の利益として重要であることが認識され、行為や声明について議論できるもの」としている。
Twitterは米The Vergeに対し、「このポリシーの例外は、現在の世界の指導者と候補者に適用され、これらの地位を失った民間人には適用されない」と語った。
トランプ氏が現在様々なツイートを投稿しているアカウントは大統領の公式アカウントではなく、同氏個人のもの@realDonaldTrumpだ。したがって、来年1月20日に大統領を退任すれば、ポリシーの措置対象の例外ではなくなる。
関連記事
- ジョー・バイデン氏、米大統領選の勝利宣言ツイート トランプ氏は「私が大差で勝った!」
米主要メディアが米大統領選でのジョー・バイデン候補の当選確実を報じたことを受け、バイデン氏が勝利宣言をツイートした。トランプ氏は「この選挙を大差で勝ったのは私だ!」とツイートした。 - トランプ大統領のツイート、非表示相次ぐ 「魔法のように得票差が消えた」──開票作業の不正を示唆?
米大統領選挙に共和党候補として立候補中の現職のドナルド・トランプ大統領が、開票作業の不正を示唆するツイートを投稿し、相次いで非表示になっている。 - Twitter、トランプ大統領の「私はもう新型コロナにかからない」ツイートにラベル
新型コロナ感染で入院し、退院したトランプ大統領が「免疫を獲得したからもう新型コロナにかからないし、うつすこともない」とツイートし、Twitterがそれをラベル付きにした。誤解を招く有害な情報の拡散に関するルールに反するため。 - トランプ大統領、自分のツイートにラベルを付けたTwitterを「閉鎖してやる」とツイート
ドナルド・トランプ米大統領が、自分のツイートにTwitterが初めて内容に問題があるというラベルを付けたことを受け、「保守派を沈黙させようとするソーシャルプラットフォームを規制するか閉鎖する」とツイートした。 - トランプ米大統領の「イラン攻撃の議会への事前通告はツイートで十分」に批判高まる
ドナルド・トランプ米大統領が、連邦議会への事前通知なしにイラン司令官を殺害したことへの批判に対し、自分のアカウントでのツイートが通知代わりだとツイートした。イランへの攻撃を予告するようなツイートも連投しているが、Twitterは静観している。 - Twitter、なぜトランプ大統領の「ロケットマン」ツイートを削除しないかを説明
トランプ米大統領のツイートを北朝鮮が「宣戦布告だ」と受け取ったと報じられる中、Twitterがなぜそのツイートを削除しないのかを説明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.