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「バーチャルメイド喫茶」誕生 「あっとほぉ〜むカフェ」が運営
メイド喫茶「あっとほぉ〜むカフェ」の運営元が、バーチャル空間にメイドカフェをオープン。メイドと利用者が互いにアバターを使い、仮想空間で会話やゲームなどを行う。
メイドカフェ「あっとほぉ〜むカフェ」を運営するインフィニア(東京都千代田区)は11月20日、バーチャル空間にメイド喫茶をオープンした。メイドとユーザーが互いにアバターを使い、仮想空間で会話やゲームなどを行う。まずはβ版として提供し、順次機能を拡張する。価格は30分550円(税込、以下同)。
サービス名は「バーチャルあっとほぉーむカフェ」。ユーザーはスマートフォンから専用サイトにアクセスし、好きなメイドを選択。サービスを受ける時間の長さを選ぶとスマホの画面にメイドのアバターが現れ、会話やじゃんけんなどのゲームを楽しめる。営業時間は平日の午後7時〜午前2時、土日祝の正午〜午前2時。
メイドはゲーム好きな「恋戌(こいぬ)くろえ」さんや吸血鬼の「月影リリア」さんなど40人が在籍。支払いはクレジットカードか電子マネー「WebMoney」に対応する。
コロナ禍の中、客がメイド喫茶に行かなくてもメイドのサービスを楽しめるようにするための施策という。今後は年内をめどに、ユーザーとメイドがアバターの姿で記念撮影できる機能を追加する予定。
その後はユーザーがメイドにアバターの装飾品などのアイテムをプレゼントできる機能や、サービスの利用回数に応じてユーザーに特典を付与する機能なども搭載するという。正式版では、価格を30分1100円に改定する。
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