ニュース
NTTドコモ、AIで電話応対を自動化する新サービス AWSのサービス活用
NTTドコモはAIを活用して電話応対業務を自動化する法人向けサービス「AI電話サービス」の提供を開始した。
NTTドコモは12月10日、AIを活用して電話応対業務を自動化する法人向けサービス「AI電話サービス」の提供を始めた。コロナ禍の出社制限下でもスタッフの代わりに電話対応ができ、電話業務を効率化できるという。
NTTドコモのAI対話技術と、米Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウド型のコンタクトセンターサービス「Amazon Connect」を組み合わせて開発。RPAツールと連携することで、電話応対業務だけでなく、顧客情報の入力などのPC操作もAIが代行できるという。
各種サービスの申し込みやレストラン、タクシーの予約などの利用を想定。コールセンターを持たない自治体や小売店、飲食店も利用できる。
高齢者に電話を自動でかけ、安否や体調の確認にも対応。会話の内容に応じて、家族や地域の病院やケアセンターなどの支援機関に自動で情報提供できる。
初期費用は100万円(税別、以下同)で月額料金は10万円から。月額料金は利用者数に応じて変動する。
関連記事
- AIで特殊詐欺を検出するサービス、NTT東西が提供 音声認識で会話を分析
NTT東日本とNTT西日本が、AIを活用し、電話による特殊詐欺を防ぐサービスを30日から提供する。レコーダーで通話内容を録音し、AIによる解析で詐欺かどうか判別する仕組み。 - 楽天モバイル、MNP転出手数料0円に 本人確認にAIによるeKYC導入
楽天モバイルが携帯電話の契約やMNP転出の手数料の無料化を発表した。本人確認にはAIによるeKYCを導入し、回線の即日開通を実現する。 - AIの発話中に話しかけてもOK 会話がかぶっても内容を認識 CA子会社のサービスに新機能
サイバーエージェントの子会社が、AIで電話の自動対応を行うサービスに、ユーザーがAIの発話中に話しかけてもスムーズな会話を行える機能を追加した。 - オンライン試験で“あやしい挙動”を検知するAI、NTT東が開発 替え玉受験やカンニング対策で
NTT東日本が、オンライン試験向けに、替え玉受験やカンニングなどの不正の疑いがある行為を検知する「クラウドAIを用いた挙動検知機能」を開発した。 - 「飲食店の電話予約を受けるAI」登場 客の話を音声認識、日時と人数をシステム入力
飲食店の予約管理システムを手掛けるエビソルが、顧客からの電話予約にAIが自動対応するサービス「AIレセプション」を10月に始める。業界内で人手不足が深刻化する中、従業員が接客や調理に集中できる効果を見込む。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.