ニュース
Instagram、「リール」動画に商品タグ付け機能を追加 ECサイトへ誘導
Instagramの短尺動画を作成できる「リール」内で、企業やクリエイターが自身の動画に商品をタグ付けできる機能が追加された。
米Facebook傘下のInstagramは12月10日(現地時間)、短尺の動画を配信できる「リール」内で企業やクリエイターが自身の動画に商品をタグ付けできるようにしたと発表した。ユーザーはリールから商品を確認できる他、商品の販売サイトへも遷移できるようになる。
リールは2019年にテスト公開した後、20年8月に日本を含む全世界で公開。中国ByteDanceの動画共有アプリ「Tiktok」に似た機能で、30秒以下の動画を配信できる。同社によるとInstagramに投稿される動画のうち45%が15秒以下で、短尺の動画コンテンツを楽しむユーザーが増えているという。
リール上で商品をタグ付けできる機能を提供することで、リールの投稿者がユーザーに商品を訴求できるようになるという。今後もFacebookは、企業やクリエイターのEC事業をサポートする機能を開発するとしている。
関連記事
- Instagram、[発見]タブ位置に[リール]タブ 米国では[ショップ]タブも
Facebook傘下のInstagramがモバイルアプリトップのタブを変更した。日本ではこれまで[発見]タブがあった位置にTikTokのような15秒動画「リール」のタブが配置された。米国では[カメラ]の位置が[ショップ]タブになった。 - Instagram、ライブ配信時間の上限を4時間に拡大 自動アーカイブ機能も
米FacebookがInstagramのライブ配信時間の上限を従来の最大1時間から4時間に延長。ライブ配信の終了後、動画を自動でアーカイブする機能も追加した。 - Instagram、“投げ銭”機能を日本でも開始
「Instagram」のライブ配信者が、視聴者から収益を得られる仕組みが日本でも試験的に始まった。 - TikTokにライブ配信機能 まずは国内2000人のクリエイターに権限付与
動画共有アプリ「TikTok」にライブ配信機能が登場。まずは国内2000人の人気クリエイターに権限を付与する。対象は順次拡大する予定。 - ドワンゴが「投げ銭」商標登録 「独占する意図はない」
ドワンゴが「投げ銭」を商標登録したと発表した。悪意のある第三者が「投げ銭」を独占しないようにするのが目的で、使用料の請求などは考えていないとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.