ニュース
ドワンゴが「投げ銭」商標登録 「独占する意図はない」
ドワンゴが「投げ銭」を商標登録したと発表した。悪意のある第三者が「投げ銭」を独占しないようにするのが目的で、使用料の請求などは考えていないとしている。
ドワンゴは8月6日、「投げ銭」を商標登録したと発表した。悪意のある第三者が「投げ銭」の使用を制限しないようにするのが目的で、使用料などを請求する考えはないとしている。
投げ銭は、消費者からコンテンツの提供者に向けて金銭や金銭に代わるアイテムなどを送れる仕組みとして、動画配信サービスなどに取り入れられている。
ドワンゴの商標出願を受けて特許庁が5月18日に「投げ銭」を商標と認め、7月21日に登録した。同社は商標登録によって、他社が商標登録の有無を調査する負担をなくすとともに、悪意のある第三者が商標を登録して単語の使用が制限されることを防ぐ目的があるとしている。
個人の使用についても、制限や使用料の請求などはしない。同社は「記事やSNSなどで『投げ銭』を使用しても、もとより商標権の対象ではないため、もちろん問題ない」と表明した。
関連記事
- SHOWROOMに有料ライブ配信機能 新型コロナで苦境の配信者に収益化手段を提供
SHOWROOMは、同社サービス「SHOWROOM」に有料ライブを配信する機能「プレミアムライブ」を追加した。新型コロナウイルスの影響で活動自粛が続く配信者に、収益化の手段として提供する。 - N高、noteでオンライン授業のノウハウを公開 “ネットの高校”経験生かす
N高等学校は、教育機関がオンラインで授業を行うための知識や経験といったノウハウをnoteで順次公開すると発表した。 - ニコニコ動画、政治批判コメント削除疑惑を否定 実際はスパムコメントの対処
ドワンゴは、Twitter上で拡散されている「安倍首相のニコニコ生放送で、運営が政治批判コメントを削除している」とする投稿について、削除したのは別動画のコメントで、同一人物が大量に投稿したコメントだと否定した。 - ドワンゴ、7月から原則在宅勤務に 月2万円の手当を支給
ドワンゴが在宅勤務制度を、7月1日から本格的に導入する。在宅手当として正社員・契約社員へ2万円/月を支給する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.