Twitter、米大統領公式アカウント移行でフォロワーをリセットすると予告 バイデンチームは抗議
オバマ前大統領が開設した米大統領の公式Twitterアカウントはトランプ現大統領に引き継がれた際、フォロワーも引き継いだが、バイデン次期大統領への引き継ぎではTwitterがフォロワーを0にすると報じられた。
米Twitterは、バラク・オバマ政権が2015年に開設した米大統領とホワイトハウスの公式Twitterアカウント「@POTUS」と「@WhiteHouse」のフォロワーを、次期大統領のジョー・バイデン氏に引き継ぐ際、現在のフォロワーをリセットすると米Wall Street Journalが12月22日(現地時間)に報じた。バイデンチームのデジタルディレクター、ロブ・フラハティ氏がツイートで抗議した。
@POTUSは米大統領(President of The United States)の公式アカウントで、オバマ氏から現在のドナルド・トランプ大統領に引き継いだ際はフォロワーもそのままだった。ただし、移行ミスで56万人が意図せずフォローしてしまい、苦情が殺到した。
トランプ氏は@POTUSとは別に個人としての公式アカウント「@realDonaldTrump」を持っており、自分で投稿する際はこちらを使っている。その中の一部(おそらく問題のない発言)が@POTUSでRT(リツイート)されている。
Twitterはこの件について、米The Vergeなどに対し、現在アカウント移行についてバイデンチームと話し合っていると語った。
公式アカウントの引き継ぎは、新大統領の就任式が開催される2021年1月20日に行われる見込みだ。なお、これまでトランプ氏が第45代大統領として@POTUSでツイートした投稿は「@POTUS45」として保存される。
本稿執筆現在の公式アカウントのフォロワー数は以下の通り。
- @POTUS:3321万人
- @WhiteHouse:2603万人
- @realDonaldTrump:8858万人
- @JoeBiden:2169万人
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