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Amazonのジェフ・ベゾスCEOが退任して会長に 後任はAWSのジャシーCEO
Amazon.comの創業者、ジェフ・ベゾスCEOが7〜9月期に会長職に退く。後任はAWSのアンディ・ジャシーCEO。ベゾス氏は引き続きAmazonのプロジェクトに従事するが、Blue OriginやWashington Post、慈善基金に割く時間を増やす。
米Amazon.comは2月2日(現地時間)、創業者のジェフ・ベゾスCEO(57)が取締役会長職に移行し、後任として2016年にAWSのCEOに就任したアンディ・ジャシー氏(53)をAmazonのCEOに指名したと発表した。異動は第3四半期(7〜9月)に行う。
ベゾス氏は1994年にAmazon設立以来、同社をオンライン書店から巨大なオンライン小売業者に育て上げた。
ジャシー氏は1997年入社で、AWSの設立以来、同部門を率いてきた。AWSは今や、Amazonの利益の多くを生み出している。
ベゾス氏は従業員宛の公開書簡で「第3四半期に取締役会長に退き、アンディがCEOになることを発表できることを嬉しく思う。(中略)会長職では、新製品と初期イニシアチブに注力するつもりだ。アンディは私とほぼ同じくらいAmazonにおり、社内での人望もある。彼は卓越したリーダーになるだろう」と語った。
ベゾス氏は引き続きAmazonのプロジェクトに従事するが、自らの基金Bezos Earth FundやAmazonの慈善基金Day 1 Fund、宇宙船企業のBlue Origin、米メディアのWashington Postなどに割く時間を増やすとしている。
Amazonが同日発表した2021年第4四半期の決算は売上高、純利益ともに過去最高だった。
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