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Facebookの年次開発者会議、今年は「F8 Refresh」として6月2日にオンラインのみで
2020年はコロナ禍で中止になったFacebookの年次開発者会議が「F8 Refresh」として戻ってくる。6月2日にオンラインのみで開催され、ザッカーバーグCEOによる基調講演はない見込みだ。
米Facebookは3月23日(現地時間)、昨年はコロナ禍で中止した年次開発者会議を、今年は6月2日に「F8 Refresh」としてオンラインのみで開催すると発表した。例年は2日間だが、今年は1日のみで、マーク・ザッカーバーグCEOは基調講演を行わない。
イベントを取り仕切るプラットフォームパートナーシップ担当幹部のコンスタンティノス・パパミルティアデス氏は「F8を原点回帰させたいと考えている」と語った。「Refresh」にはそうした意味が込められているようだ。
イベントでは同社が「ファミリー製品」と呼ぶFacebook、Instagram、Messenger、WhatsAppでの開発者向け最新ツールを紹介するとともに、「技術を深く掘り下げたセッション、デモ、パネルディスカッションを提供」するとしている。18日に紹介したリストバンド式のAR(拡張現実)インタフェースや難航している暗号通貨プロジェクトについてのセッションもあるかもしれない。
イベントの視聴に参加登録は必要ないが、パパミルティアデス氏は新たな情報を入手するために専用ページからサインアップするよう呼び掛けている。
【更新履歴:2021年3月24日午前9時15分 イベント視聴には登録が不要であることを確認し、内容を更新しました。】
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