速報
Twitter、投げ銭機能「Tip Jar」を開始 数タップでPayPalなどからチップを送金可能
Twitterが投げ銭機能「Tip Jar」を発表した。まずは米国の一部のクリエイターやジャーナリストがプロフィールに追加できるようになった。応援したいユーザーのプロフィールにあるTip Jarアイコンから、PayPalなどを通じて送金できる。
米Twitterは5月6日(現地時間)、応援したいアカウントに直接送金できる“投げ銭”(チップ)機能「Tip Jar」(チップを入れる瓶のこと)の提供を開始したと発表した。まずは英語版の公式モバイルアプリで開始した。チップを受け取れるのはまだ一部のクリエイター、ジャーナリスト、非営利団体など。提供範囲は段階的に拡大していく計画だ。
チップを受け取れるユーザーのプロフィールにはお札のアイコンが表示されるので、これをタップして送金方法を選択すると、外部アプリに移動し、そこで指定する金額を送金できる。利用できる外部アプリは今のところ、PayPal、Venmo、Bandcamp、Cash App、Patreon。Twitterは手数料を徴収しない。
また、Androidアプリでは同社のチャットルームサービス「Spaces」内でも送金できる。
Tip Jarの設置が可能になったユーザーは「プロフィールを編集」に追加される「Tip Jar」を有効にし、チップを受け取るサービスを選択してアカウントを連携させる。
投げ銭機能は米Facebookも昨年、Instagramに追加した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Twitter版Clubhouse「Spaces」、フォロワー600人以上なら誰でも開設可能に
TwitterがClubhouseのような音声チャットルームサービス「Spaces」を、600人以上のフォロワーを持つユーザーであれば、モバイルアプリで誰でも開設できるようにした。将来的にはチケット販売によるマネタイズも可能になる見込みだ。
Twitterに「自動ブロック」搭載へ クリエイター月額支援などマネタイズ機能も
米Twitter社は、Twitterに今後搭載する機能として、不適切なツイートを自動的にブロック&ミュートする「SMARTER SAFETY」、ユーザーからクリエイターなどに月額支援できるようにする「SUPER FOLLOWS」、特定のトピックについて会話できる場となる「COMMUNITIES」などを発表した。
Twitter、ニュースレター配信のRevueを買収 クリエイターの収益化を支援
Twitterがニュースレター配信サービスを手掛けるRevueを買収した。TwitterとRevueがシームレスにつながることで、例えば多数のフォロワーを擁するクリエイターはRevueで長文のニュースレターを配信し、Twitter上で購読者を募ることができるようになる。
Instagram、“投げ銭”機能を日本でも開始
「Instagram」のライブ配信者が、視聴者から収益を得られる仕組みが日本でも試験的に始まった。

