「ダイソン史上、最もインテリジェント」 レーザーでゴミを可視化するコードレス掃除機が登場
ダイソンは、ヘッドからレーザー光を床面に照射して微細なホコリを可視化し、取り逃しを防ぐコードレス掃除機「Dyson V12 Detect Slim」を発売した。
ダイソンは5月26日、ヘッドからレーザー光を床面に照射して微細なホコリを可視化し、取り逃しを防ぐコードレス掃除機「Dyson V12 Detect Slim」を発売した。価格は8万6900円から。
クリーナーヘッドの前面にレーザーダイオードを組み込み、新開発のレンズで「薄い刃」のように前方へ照射する。すると「床とホコリの間にコントラストを生み出し、目視しにくい微細なホコリを浮かび上がらせる」という。
吸い込んだゴミの大きさや量も識別できる。吸気口に搭載したピエゾセンサーがゴミの音響振動を電気信号に変換。大きさごとに量をカウントし、リアルタイムに背面液晶ディスプレイに表示する。「10μm以下のゴミは花粉、180μm以上はダニの死骸など、その場所に多いハウスダストの種類も分かる」。
吸引モードをオートに設定すると、ゴミの量が多い場所で自動的にモーター出力を上げ、吸引力を増す。「ダイソン史上、最もインテリジェントな掃除機だ」という。
付属のツールには新開発の「毛絡み防止スクリューツール」を加えた。アルキメデススクリュー原理に着想を得たという円すい形のブラシバーを搭載している。
吸い込んだ毛髪やペットの毛は回転しながら直径の短い方へ移動し、絡まずに吸気口へと吸い上げられる。「日本のユーザーは髪の毛がブラシバーに絡むことに頭を悩ませていたが、その必要はなくなった。新しいツールは寝具やソファ、車内清掃などに適している」。
Dyson V12 Detect Slimは、付属ツールの数と種類が異なる3種類のパッケージを用意する。直販価格は8万6900円から10万2300円(税込)。一回り大きい「Dyson V15 Detect」(11万3300円)も同時に発売する。
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