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AIでメロディーを提案する作曲支援アプリ ソニーCSLが無料配信 音楽制作ソフトとも連携
ソニーコンピュータサイエンス研究所が、作曲をAIで支援するiOSアプリ「Flow Machines Mobile」をリリースした。作りたい曲のスタイルを選ぶと、メロディーなどを自動生成・提案する。
ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は9月9日、作曲をAIで支援するiOSアプリ「Flow Machines Mobile」を無料でリリースした。作りたい曲のスタイルを選ぶと、メロディーなどを自動生成・提案する他、出力したデータは他の楽曲制作ソフトと連携できる。iPadとApple M1を搭載したMacで利用可能だ。
作りたい曲に合わせて「POP」や「EDM」など、用意された100種類以上の「スタイルパレット」を指定すると、メロディーやコード、ベースラインを提案する。スタイルパレットは音楽データを解析した機械学習モデルで、アプリ内でユーザー自身のメロディーを学習させ、オリジナルのスタイルパレットも作れる。
音符の長さやメロディーの複雑さを調整するパラメータを変更すれば、より自分が望むものを提案してもらえる。生成したメロディーは手動で調整も可能。MIDIデータ(楽譜情報)のため、Appleの音楽制作ソフト(DAW)「GarageBand」に取り込んで編集できる他、各種DAWプラグインとも連携できるという。
アーティストの創作を拡張するプロジェクト「Flow Machines」の一環として、DAWのプラグイン型ツール「Flow Machines Professional」を2019年に開発。ソニーグループ内で活用し、制作した楽曲の一部をYouTubeで公開していた。
Flow Machines Mobileの操作方法
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