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CES 2022のリアル参加、Lenovo、Google、Waymo、Intel、GMなどもコロナでキャンセル
2022年1月5日からハイブリッド開催予定の「CES 2022」へのリアル参加キャンセルが相次いでいる。新たにLenovo、Google、Waymo、Intel、GM、AT&Tなどがキャンセルを表明した。主催するCTAはリアル会場のソーシャルディスタンスが保てるため「距離はあるが生産的なカンファレンスになる」としている。
2022年1月5日にラスベガスとオンラインで開催予定の年次カンファレンス「CES 2022」へのリアル参加をキャンセルする企業が相次いでいる。12月21日に米T-Mobileが出展とCEOによる基調講演のキャンセルを発表した後、中国Lenovo、米Google、米Waymo、米Intel、米GM、米AT&Tなどもキャンセルを表明した。
例えばLenovoは公式Twitterアカウントで「新型コロナを取り巻く現在の傾向を注意深く検討した結果、ラスベガスでのすべてのオンサイト活動を停止することは、従業員、顧客、パートナー、コミュニティの健康と安全にとって最大の利益になると判断した」とツイートした。
Alphabet傘下のWaymoも、リアル参加はしないという「難しい決断を下した」と公式ブログで語った。仮想パネルディスカッションは予定している。
CESを主催する全米民生技術協会(CTA)は22日の時点で、「42の出展者(展示フロアの7%未満)がリアル出展をキャンセルしたが60の新たな出展者が加わった」と語った。「包括的な健康対策と、出席率の低下を考慮すると、ラスベガスでのリアルな参加者と出展者は距離はあるが価値のある生産的なイベントを開催できると確信している」としている。
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