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ウェザーニューズ、トンガ火山噴火による気圧変化のデータを研究者向けに無償提供

ウェザーニューズは15日にトンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火について、同社の気象観測機「ソラテナ」が観測した気圧のデータを研究者向けに無償で提供する。

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 ウェザーニューズは、1月15日にトンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火について、同社の気象観測機「ソラテナ」が観測した気圧のデータを研究者向けに無償で提供すると発表した。


トンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火(ウェザーニューズの発表資料より)

 ソラテナはウェザーニューズが全国約3000カ所に設置している独自の気象観測機(IoTセンサー)。気圧や気温、湿度など全6要素を観測でき、15日の噴火に伴う衝撃波「空振」によるものとみられる気圧変化についても高密度に観測していることが確認された。

 データは1月15日20時から17日10時までのもので1分間隔。今回有効なデータを取得した全国約1600地点のデータで、ファイル形式はCSVとなる。

 ウェザーニューズはこの観測データを研究用途に限定して無償提供。噴火に伴う津波の発生や空振の現象解明などに役立てる考えだ。データ提供を希望する研究者に対して問い合わせフォームから連絡するよう呼びかけている。


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