ニュース
みずほ、GoogleとDX分野で提携 「顧客から最も信頼される金融グループ目指す」
みずほフィナンシャルグループは、グーグル・クラウド・ジャパンとデジタルトランスフォーメーション(DX)分野における戦略的提携に合意した。この提携を通じて、みすほでは新しい商品やサービス体験の提供を目指す。
みずほフィナンシャルグループは3月23日、グーグル・クラウド・ジャパンとDX(デジタルトランスフォーメーション)分野における戦略的提携を結んだと発表した。この提携を通じて、みすほでは新しい商品やサービス体験の提供を目指す。
みずほは今後、Google Cloudを基盤とした新たなプラットフォームを構築。BaaS(Banking as a Service)やDigital Bankなど先進的な金融サービスの実現などを強化・拡充するとしている。
また、グーグル・クラウド・ジャパンが持つクラウドセキュリティのノウハウや開発プロセスを取り入れ、高速・高品質なシステムの開発やUI/UXの改善を図る他、同社のコンサルティングを受けて企業文化の変革を進めるという。
「日本、そして、アジアと世界の発展に貢献し、顧客から最も信頼される、グローバルで開かれた総合金融グループを目指す」(みずほフィナンシャルグループ)
関連記事
- 「企業風土を変革」「安定稼働に必要な人材の配置」 みずほ、業務改善計画を公開
みずほフィナンシャルグループとみずほ銀行が、多発するシステム障害を巡る業務改善計画を金融庁に提出した。計画書の中では「障害対応力の向上」「経営管理面での対応強化」「人材と組織の持続的強化」などの項目について改善策を示した。 - 金融庁、みずほ銀行に業務改善命令 8カ月間で7回のシステム障害
金融庁は、みずほ銀行とみずほフィナンシャルグループに対し、業務改善命令を発出した。10月29日までに適切な管理態勢を確保するための計画案などを提出するように求める。みずほ銀行では、2021年2月から9月の間に合計7回のシステム障害が発生していた。 - クラウド活用企業が続々と立ち上げる組織「CCoE」とは? 成功例・失敗例から見る機能と役割
NTTドコモやDNP、KDDIなどが続々と設置する組織「CCoE」。チームとしての役割や機能、設置に当たっての注意点を、各企業の例を参考に解説する。 - 三菱UFJ、4月から紙通帳発行に手数料、年間550円 ペーパーレス化促進のため
三菱UFJ銀行が、4月1日以降に口座を新設する利用者に対して、紙通帳を発行する場合は年間利用料550円の手数料を設ける。インターネット通帳への移行を促し、取引のペーパーレス化を進める考え。 - PayPayでおさい銭はNG? 「商品・権利を提供しない取引」は規約違反
「PayPayでおさい銭を受け取るのは実はNG」とするツイートが話題になった。PayPayは加盟店向けの規約の中で、商品や権利を提供しない寄付やさい銭については利用を禁止している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.