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Chromebookが待望の手書きメモ機能搭載 できるようになったことGoogleさん(2/2 ページ)

Chrome OSのバージョン102のアップデートで、タッチ対応Chromebookに純正手書きメモアプリ「手書きメモ」をインストールできるようになりました。ちょっとしたメモを残すのに便利です。

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できること、できないこと

 メモはそのままではChromebookでしか開けないようですが、PDFに変換すればPCやスマホでも表示できます。

 でもですね、実際に使ってみようとすると、以下の点が残念です。

  • Chromebook以外では使えない
  • キーボードからのテキスト入力と併用できない
  • URLなどのテキストを挿入できない(画像は挿入できるけど)
  • Keepにはある、手書きをテキストに変換する機能がない

 Windows PCで手書きメモのWebサイトを開こうとするとこんな表示が。Chromebookだけの閉じた世界なんですね。

 cursive 5

 とりあえず手書きでメモって、後からキーボード入力でコメントを追加する、という使い方はできません。

 旅行の相談とかだと、URLを貼っておきたいところですが、できない。

 手書きとテキストの共存やテキストの挿入は、MicrosoftのOneNoteではできます。OneNoteでは音声も貼れるし。ひょっとして「Surface Go 3」+OneNnoteの方が便利かも、という気もします。(ぐらっ)

 手書きメモ、たぶん学校採用Chromebookとかでの使い方を想定しているんでしょうね。みんながChromebookを使っていればメモの交換もできるし。

 できればGoogle Keepにリソースを集中して、手書きメモの機能をKeepに統合してくれればいいのになと思います。

 Googleさんは大きい会社なので、きっと社内の別々のチームが似たようなプロジェクトを(20%ルールとかで)始めちゃって、いつの間にか似たような製品やサービスができちゃって、それが統合されるんじゃなくて、いずれどっちかが終わる、ということになるのかな。

 Google Play MusicとYouTube Musicみたいに。「Allo」と「Duo」みたいに。

 と、悲観的になっちゃいましたが、いつの日にか今できないこともできるようになってくれますように。

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