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UberとGoogle系列の自動運転Waymoがトラック輸送で長期提携

Alphabet傘下の自動運転企業WaymoとUberが戦略的提携を結んだ。両社の自動運転技術とUberのネットワークを結び、自動運転トラック輸送を促進する。「ハイブリッド貨物輸送はサプライチェーン合理化の鍵」とUber。

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 米Alphabet傘下の自動運転企業Waymoと米Uberは6月7日(現地時間)、長期にわたる戦略的提携を結んだと発表した。Waymoの自動運転技術とUberの「Uber Freight」の技術とネットワークを結びつけ、自動運転トラック輸送の採用を加速させる狙いだ。

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Uber Freightのトレーラーを接続したWaymoの自動運転トラック

 Uber Freightは、同社が2017年に立ち上げたトラックドライバーと貨物運送業者をマッチングさせるサービス。

 Waymoには配車サービス部門「Waymo One」とは別に、自動運転トラックによる配送に取り組む「Waymo Via」部門がある。

 提携の一環として、Waumo ViaはUber Freightのネットワーク向けに数十億マイル分の商品のみの無人運転容量を予約する。Waymoの自動運転トラックと人間が運転するトラックは、このネットワーク上でハイブリッドに併存する。

 「Uber FreightとWaymo Viaのハイブリッド貨物モデルは、荷送人の容量を開放し、燃料効率を高め、運送業者に事業拡大の機会を提供し、最終的にはグローバルサプライチェーンの合理化の鍵となる」(Uber)

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Uber FreightとWaymo Viaを連携させる荷送人向けサービスの概念画像(画像:Uber)

 Uberはかつて、自動運転トラック企業のOttoを買収し、自動運転トラック事業に乗り出したが、OttoのCEOがWaymoの技術を盗んだとしてWaymoに提訴され、2018年にこの事業から撤退した。両社は同年、和解している。

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