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美容液を噴霧するヘアドライヤー、4月発売 パナソニックとミルボンが共同開発、5万5000円
パナソニックは16日、美容液を噴霧しながら髪を乾かすヘアドライヤーを発表した。美容室向けのヘアケア製品を製造販売するミルボンを通じて4月に発売する。価格は5万5000円。
パナソニックは1月16日、美容液を噴霧しながら髪を乾かすヘアドライヤーを発表した。美容室向けのヘアケア製品を製造販売するミルボン(東京都中央区)と共同開発。「髪を乾かしながら手軽に本格的なトリートメントができる」という。
4月から「ELMISTA」という商品名でミルボンのオンラインストア「milbon:iD」や取り扱い美容室で販売する。価格は5万5000円。
専用に開発したマイクロチューブポンプにより、目に見えないほど微細化した美容液を安定的に噴霧。直進性の高いパワフルな風により髪を1本1本ばらけやすい状態とし、美容液を均一に付着させるという。
専用の美容液は「エアコンク」と呼ばれる交換式カートリッジで供給する。エアコンクの製造はミルボンが担当し、ドライヤーと同時に5シリーズを発売する。詰め替えにはドライヤーに付属する「エアコンク インジェクター」を使用する。
ミルボンは「複数のカートリッジから美容師が最適な美容液を選定してくれるため、個々の髪の状態や、なりたい仕上がりに合わせたパーソナルなヘアードライを実現する」とした。
同社の調査によると、美容室で販売されるヘアドライヤーは年々増加を続けており、2021年には台数で90万台弱、市長規模は101億円に達したという。
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