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全自動炊飯器も登場!? 23年注目「3つ」の家電カテゴリー知らないと損!?業界最前線(2/7 ページ)

新型コロナウイルスの世界的な広がりから3年。2023年が幕を開けた。今回は、アフターコロナが加速するはずの今年、盛り上がりが予想される注目の家電カテゴリーを3つ紹介したい。1つ目は炊飯器市場、次にノンフライ調理器市場、最後にポータブル電源市場だ。

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炊飯器市場はパナソニックに注目

 今年、大きな盛り上がりを見せると予想しているのが調理家電だ。20年にステイホーム需要が高まり、爆発的に売れた反動で21年、22年の売り上げは低調だったメーカーが多い。23年は本格的にアフターコロナを想定した新しい家電が次々と登場すると見られ、低迷を巻き返す製品が期待されているカテゴリーの一つが炊飯器だ。

 22年、炊飯器の最上位モデルでフルモデルチェンジを行った国内大手メーカーは三菱と東芝のみ。シェア上位の象印、タイガー、パナソニックはマイナーチェンジのみだった。このため、23年はより力の入った新モデルの登場が予想される。

 22年の炊飯器市場で大きなトピックは2つあった。1つ目は、11月に新モデル「BALMUDA The Gohan K08A」を5年ぶりに発表し、存在感を示したバルミューダだ。デザイン性の高さはそのままに、よりおいしいご飯が炊けるように進化した。

 もう1つが、フランス系の家電大手・グループセブ ジャパン。「ティファール」ブランドで日本の炊飯器市場に初参入を果たし、きちんと日本向けのご飯が炊ける炊飯器として認知されつつある。国内炊飯器市場には、このほかにもスタートアップや海外メーカーなどからの新規参入が続いており、一気に活気付いているのだ。


ティファールが満を持して日本国内で発表した炊飯器「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合」(実勢価格4万1400円)

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