Meta、さらに1万人の解雇を発表

MetaのザッカーバーグCEOは約1万人（従業員の約13％）のレイオフを発表した。昨年11月の1万1000人のレイオフ発表に続くものだ。同氏による「効率化の年」の取り組みの一環。

[ITmedia]

　米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは3月14日（現地時間）、約1万人（従業員の約13％）のレイオフと、まだ採用されていない約5000件の求人募集の中止を行う予定だと発表した。同氏は2023年を効率化の年と宣言しており、この大規模リストラはその一環。

　Metaは昨年11月には1万1000人のレイオフを発表している。合わせれば従業員の約4分の1を解雇することになる。対象は幅広く、「国際チーム」も含まれる。

　効率化のために組織をフラット化し、優先度の低いプロジェクトを中止し、採用率を低下させる。

　ザッカーバーグ氏は2月、「ジェネレーティブAIにフォーカスする新しいトップレベルのチームを立ち上げた」と発表しており、AIは優先度の高いプロジェクトのようだ。

　同氏はまた、「次世代コンピューティングプラットフォームとしてのメタバースを構築することは、ソーシャルコネクションの未来を定義する上でも重要」と語った。

　優先度の低いプロジェクトにはNFTが含まれる。同社は前日、FacebookとInstagramでのNFTの扱いを終了すると発表した。