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GPT-4とは大きな差、それでもバイドゥの「中国版ChatGPT」が有望な理由浦上早苗の中国式ニューエコノミー(1/6 ページ)

中国IT企業のバイドゥ16日、テキストや画像を生成するAI「文心一言」(ERNIE Bot)を発表した。米OpenAIが直前にリリースした「GPT-4」に比べて完成度が低いとされるが、既に650社が文心一言との協業を表明したという。この期待の高さはどこからくるのか。背景を紹介する。

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 中国IT企業のバイドゥ(百度、baidu)が16日、テキストや画像を生成する人工知能(AI)「文心一言」(ERNIE Bot)を発表した。

 米OpenAIが直前にリリースした大規模言語モデル(LLM)最新バージョンの「GPT-4」に比べると完成度が低いものの、中国国内では現時点で文心一言の明確な競合が存在せず、産業界の期待は高い。

 バイドゥによると既に650社が文心一言との協業を表明したという。


3月16日の発表会で、テキストや画像を生成する人工知能(AI)「文心一言」(ERNIE Bot)を披露する李彦宏(ロビン・リー)CEO(出典:Baidu Inc.、公式Twitter
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