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Threads、商用利用について規約修正 「本来の趣旨にそぐわない商業目的」を禁止に
米MetaのSNS「Threads」が、日本語の利用規約を7月7日に一部修正した。禁止事項に関して、「商業目的でThreadsサービスを活用すること」としていた項目を「本来の趣旨にそぐわない商業目的でThreadsサービスを利用すること」に変更している。
公開から5日で1億ユーザーを達成した、米MetaのSNS「Threads」が、日本語の利用規約を7月7日に一部修正した。禁止事項に関して、「商業目的でThreadsサービスを活用すること」としていた項目を「本来の趣旨にそぐわない商業目的でThreadsサービスを利用すること」に変更している。
当初の利用規約では、商用利用全般に対してThreadsの利用を禁止すると読めたことから「企業が公式アカウントを設置することなどができないのでは?」とする見方がTwitterを中心に広まっていた。
米Metaの日本法人であるFacebook Japanに確認したところ、誤訳であることを認め、悪用目的での商用利用を禁止するものだと明かした。例えば、企業が公式アカウントを開設するなどの一般的な商用利用は問題ないとしており、これは新しい規約においても変わりないという。
なお、Facebook Japanによると、禁止事項の商用利用に関する部分以外、利用規約の変更はないとしている。
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