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「大人の流しそうめん」10万台超えのヒット商品に そのクールな仕掛け、開発者に聞いた:知らないと損!?業界最前線(2/5 ページ)
夏らしい家電として人気の流しそうめん機。コロナ禍で外出ができなかったこの数年間は、特に販売台数が伸びている。子ども向け、家族向けの流しそうめん機が多いなか、「大人の流しそうめん」シリーズを手掛けるのがドウシシャ。流しそうめん機を担当する川出洋司さんに、大人向け製品の開発経緯を聞いた。
夏の季節家電として定番に
家庭用の流しそうめん機としてプール型の製品が登場し始めたのが、2000年代前半。09年にはバンダイが、レールを採用した上から下に流れる流しそうめん機を製品化した。以降は製品が増加。そして家庭用の流しそうめん機が特に注目を集めるきっかけになったのが、16年にタカラトミーが販売を開始した大型の「そうめんスライダー」だ。遊園地にあるウォータースライダーを模した長いコースをそうめんが流れることで、話題を集めた。今回インタビューを行ったドウシシャが家庭用流しそうめん機市場に参入したのは、18年のことだ。
「かき氷器などの季節家電を担当するなかで、清涼感のある製品として、流しそうめん機もラインアップとしてほしいと考えていました。すでに多くのメーカーが製品を販売していたので当社は後発です。そこで、どういった製品がいいのかを考えました」(川出さん)
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