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「大人の流しそうめん」10万台超えのヒット商品に そのクールな仕掛け、開発者に聞いた知らないと損!?業界最前線(5/5 ページ)

夏らしい家電として人気の流しそうめん機。コロナ禍で外出ができなかったこの数年間は、特に販売台数が伸びている。子ども向け、家族向けの流しそうめん機が多いなか、「大人の流しそうめん」シリーズを手掛けるのがドウシシャ。流しそうめん機を担当する川出洋司さんに、大人向け製品の開発経緯を聞いた。

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 さらにコースのつなぎ目にも工夫がある。ただまっすぐつなぐのではなく、骨のような丸いジョイントを採用することで、高さやカーブを自由に設定できるのだ。またロングコースのみのDWC-B3では、流れる水の勢いが強くなってしまったため、水がこぼれないような改良も行なったそうだ。

 「1.7mのコースに水を供給するためにパワーのあるモーターを開発したため、DWC-B3ではスライダーの先端部にカバーを付け、水が飛び散らないようにしました」(川出さん)


ジョイントにこだわったことで、コースの自由度を確保。自分だけのコースがつくれる

 コロナ禍前に参入し、コロナ禍で人気を集めた同社の流しそうめん機。コロナ禍が落ち着いた今年も引き続き順調に売れており、竹の涼亭シリーズに関しては販売台数を公開していないものの、目標数を超え順調に伸びているという。

 シンプルな設計だからこそ、手軽に組み立てられて流しそうめんが楽しめる竹の涼亭シリーズ。本体部分に氷を入れるスペースをつくったことで、冷たいそうめんが食べられる。また滑り降りたそうめんはプールに浸るのではなく、ざるの上に貯まる仕組みなのでふやけることもない。

 そうめんをただ食べるだけでなく、ちょっとエンタメにできる流しそうめん機。子ども向けでなく、大人向けのこだわりが魅力的な製品だ。

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