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PIXTA「AI学習目的での使用禁止」を規約に明記 クリエイターの懸念に配慮
ストックフォトサービス「PIXTA」の利用規約が改訂。生成AIモデルなどAI学習目的での使用を禁止行為に追加する。
ピクスタは8月21日、ストックフォトサービス「PIXTA」の利用規約を29日に改訂し、禁止行為に「生成AIモデルなどAI学習目的での使用」を追加すると発表した。「クリエイターのみなさまに当社の方針を分かりやすく説明することを目的とした」改訂という。
同社は別途、機械学習用に画像・動画データを提供するサービスを提供しており、生成AIを含む機械学習での利用したい場合は、そちらを利用するよう案内している。
クリエイターからは、「サイトで販売された画像が画像生成AIの学習データとして使用されることはあるか」「機械学習の学習データとして提供される画像にはイラストも含まれるか」といった質問が寄せられているという。
前者の質問には、「機械学習の学習データは、顔認証や物体検知などの画像認識のための機械学習の学習データとしての使用を想定してきた」、後者には「これまでイラスト素材のライセンス実績はないが、生成AIとの共存は不可避」などと回答。「今後、生成AIの学習データとして利用する場合で、クリエーターの利益に影響が懸念される時は、クリエイターに説明するなど透明性をもって取り組む」と述べている。
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