実は円形の映像を撮っていた 親指サイズのウェアラブルカメラ「Insta360 Go 3」の実力は?:荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/5 ページ)
ちょっと太めの親指サイズという超小型なウェアラブルカメラ「Insta360 Go」の3代目が出たのである。それが「Go 3」。
では作例動画をどうぞ
Insta360アプリからWi-Fi経由で直接本体内の画像や映像にアクセスし、必要なものはダウンロードしたり、スマホ上で映像を編集してその結果だけをフォトライブラリに書き出したりする。
美顔フィルターなんかかなり派手な加工をしてくれる。動画に対しても有効だ。
ではここで撮った写真を見てみよう。
スマホとWi-Fiでつないでアプリで開き、1:1にして、さらに美顔フィルターをかけてみた。
動画の編集でも美顔フィルターは使える。
長い映像を自分でトリミングして短くするのが面倒なときは「AI Trim」という機能もある。
撮影モードは、静止画(インターバル撮影と、通常の写真とHDR写真の両方がある)、通常の動画、FreeFrame動画、タイムラプス、タイムシフト(ハイパーラプスの発展系みたいなもの)、スローモーション、ループ録画(指定した時間だけループで撮り続ける)、スターラプス(星景用タイムラプス)と多彩だが、その中から、タイムシフトやFreeFrame動画を組み合わせて1本にしてみたのでまとめてどうぞ。
やはりInsta360は水平ロック(自動水平機能)、FlowState手ブレ補正が素晴らしく、アバウトにとってもちゃんと水平が保たれるし、ブレ補正もすごくいい。
実は音も良くなってる。
Insta360らしさを味わうには、FreeFrame動画が一番いい。
サイズは最高で2.7Kであり、4Kには未対応だが、そこが気にならないなら、日常のちょっとした動画やVlog、アウトドアカメラとして過酷な撮影などこれ1台あれば非常に幅広い撮影を楽しめるわけで、唯一無二の遊べるカメラであるなあと思うのである。
1台持ってると楽しめますよー。
関連記事
- キヤノン初のVLOGカメラ「Powershot V10」を試す 自分を映しながらしゃべりたい派にぴったり
キヤノンがとうとうVLOGカメラと銘打ったカメラを開発した。「Powershot V10」である。自分を映しながらしゃべりたい派にはハマりそうだ。 - ニコン「Z 8」は“今の最高峰”といっていいかもしれない
ニコンから超高性能な上位機が登場した。5月26日に発売した「Z 8」だ。いざ使ってみると、想像以上に良いのである。 - そこまで削るかキヤノン! 「EOS R100」が小さくて軽くて廉価な理由
キヤノン「EOS R100」には驚きましたな。「EOS R50」の発表から3カ月で、さらに小さくて軽くて廉価なカメラが登場したのだから。では「EOS R10」、R50、R100の3つを簡単に比べてみよう。 - カメラ任せで本格派 フルサイズセンサー搭載のソニー「ZV-E1」はめちゃ賢い動画デジカメだった
ソニー「VLOGCAM」シリーズに上位モデル「ZV-E1」が登場した。35mmフルサイズセンサーを搭載したのである。しかもそれだけでなくとても賢い動画デジカメだった。 - ソニー「ZV-E1」は最強の“ワンオペVLOGCAM”かも
ソニーが29日の夜に発表した「ZV-E1」。VLOGCAMシリーズの第4弾であり、ついにフルサイズセンサーを搭載した。しかも1人や2人で撮影する時に便利な機能がたくさん盛り込まれている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.