ニュース
「通知が止まらない」──「東京都防災アプリ」、一部端末でJアラートのテスト通知が繰り返し届く不具合
「東京都防災アプリ」で20日、「全国瞬時警報システム」(Jアラート)の試験実施後に一部ユーザーに対してテスト通知が繰り返し配信されるトラブルが発生した。既に不具合は解消し、原因を調査中という。
東京都が配信する「東京都防災アプリ」(iOS、Android)で9月20日、「全国瞬時警報システム」(Jアラート)の試験実施後に一部ユーザーに対してテスト通知が繰り返し配信されるトラブルが発生した。既に不具合は解消し、原因を調査中という。
20日の午前11時ごろ、Jアラートの全国一斉試験が行われた直後から、一部ユーザーのスマートフォンに「国民保護情報が発表されました。これは、Jアラートのテストです」という通知が繰り返し届いた。X(旧Twitter)上にも複数のユーザーから「通知が止まらない」「無限にJアラートテスト通知がくる」「通知切った」などの声が上がった。
東京都防災アプリを担当する東京都総務局総合防災部によると「原因は調査中」。問い合わせしたユーザーに対しては調査終了後に返答するとしている。
東京都防災アプリは、災害への備えを促進するため2018年3月にリリースした都の防災アプリ。「東京防災」「東京くらし防災」といった防災ブックを閲覧できる他、マイ・タイムラインの作成、防災マップ、雨雲レーダーなどの機能を持つ。
関連記事
- 「Jアラート」の試験が開始直前で急きょ中止に 北朝鮮の弾道ミサイル発射が影響か
消防庁が7月12日に実施予定としていた、全国瞬時警報システム「Jアラート」の緊急情報伝達試験について、各地方自治体が中止を発表している。同日午前9時59分ごろに、北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたためとみられる。 - 北のミサイル発射で「空襲警報」一時トレンド入り その後、情報を訂正した「Em-Net」とは?
13日午前7時55分ごろ、北朝鮮が発射した弾道ミサイルとみられるものが北海道に落下するおそれがあるとして、避難を呼びかける「国民保護に関する情報」が発出された。その後、官邸は「エムネット」の情報を訂正した。 - 本当にミサイルが飛んできた時、どう行動する?
北朝鮮から相次いでミサイルが発射されている。実際にミサイルが日本の領土に落ちそうな状況となった時、われわれはどのように行動すれば良いのだろうか。 - 大雨、ゲリラ豪雨、線状降水帯……夏の水害対策に役立つこんなグッズ
このところの不安定な天気で、水害対策を検討されている人も多いだろう。そんなあなたにこんなお役立ち情報を。 - 何かと話題になるタワマン、防災は今どうなっているのか?
現在マンションデベロッパーはタワーマンションの防災についてどう考え、行動しているのだろうか。避難訓練に密着し、被災時の食事、水道、エレベーター、トイレなど防災の実際をリポート。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.