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日本に「自動運転タクシー」到来へ ホンダ、2026年初頭に東京でスタート
ホンダと米GM、GM傘下のクルーズが、日本での自動運転タクシーの提供を目的とした合弁会社を設立する。2026年初頭に東京都心でのサービス提供開始を目指す。
本田技研工業(ホンダ)と米ゼネラルモーターズ(GM)、GM傘下のGM クルーズホールディングスは10月19日、日本での自動運転タクシーの提供を目的とした合弁会社を、2024年前半に設立すると発表した。26年初頭に東京都心でのサービス提供開始を目指す。
GMは、米Twitchなどの創業者でもあるカイル・ヴォクト氏が起業した自動運転スタートアップのクルーズを2016年に買収。2018年にはホンダが大型出資を決め、GM、GM Cruise、ホンダの3社による自動運転タクシーの開発をスタート。26年初頭に投入予定の自動運転車両「クルーズ・オリジン」も3社で開発している。
クルーズ・オリジンは、運転席のない自動運転車両で対面6人乗り。指定した場所への配車から目的地まで、全て自動運転で運用する。また、配車から決済までスマートフォンアプリ上で完結するという。
ローンチ当初は数十台からスタートし、500台規模での運用を見込む。台数を増やしての提供エリア拡大も予定する。なお、クルーズは米国の一部地域で、自動運転タクシーサービスの公道提供をすでに開始している。
3社は、自動運転サービスによる新しい価値提供に加え、タクシーやバスの乗務員不足といった社会課題の解決にも貢献するとしており、自治体や交通事業者などのさまざまなステークホルダーとの連携強化を明言している。
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