「テレワーク やめたわが社に さようなら」
これは、テレワークの普及・啓発を進める社団法人・日本テレワーク協会が公募した「テレワーク川柳2023」の会長賞(大賞)受賞作だ。コロナ禍が落ち着いた2023年にはオフィス回帰する企業が相次ぎ、出社を嫌って離職する人が目立ったことをうまく表現している。
優秀賞は、「リモートの オフィスに残る ファイブ爺」「里帰り 二日延して テレワーク」の2句。
テレワーク川柳賞には、「飲み仲間 示し合わせて 出社する」「『テレビ見る?』 オカンよ俺は 仕事中」「テレワーク 地球にやさしい 脱炭素」「願わくば 妻子元気で 留守がよい」「ふるさとの 空き家がオフィスに 進化する」「おじさんの 残り香悩まし テレブース」「テレワーク 家事と育児の 三刀流」の7句が選ばれた。
テレワーク川柳は、テレワークに広く親しみを持ってもらうことを目的に毎年募集している。2023年は全国から3918句の応募があったという。家族や上司との関係をコミカルに表現している句、オフィス回帰で起きたできごとや現象を表現した句、大谷翔平選手の“二刀流”にかけた句が多かったという。
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