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富士通ゼネラルがパロマ傘下に TOB成立、上場廃止へ

富士通ゼネラルは29日、パロマの持株会社であるパロマ・リームホールディングスによる株式の公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。

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 富士通ゼネラルは5月29日、ガス機器メーカー、パロマの持株会社であるパロマ・リームホールディングスによる株式の公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。富士通ゼネラルは上場廃止となる。


パロマ本社(出典:パロマのWebサイト)

 パロマ・リームは、富士通ゼネラルの買収を目的に4月28日から公開買付を実施。5月28日の終了までに4878万4101株の応募があり、TOBは成立した。富士通ゼネラルは買収に賛同する意見表明を行っていた。

 TOB成立でパロマ・リームは富士通ゼネラルの筆頭株主となる。今後は、一連の手続き(スクイーズアウト手続き)を経て富士通ゼネラルを完全子会社化する計画で、富士通ゼネラルは上場廃止となる。

 パロマは、1911年創業の大手ガス機器メーカー。富士通ゼネラルとは2016年から主に海外向け空調機器などで協業していた。


富士通ゼネラルのIR情報サイトでもTOB成立を伝えている(出典:富士通ゼネラル)

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