東京都立川市は7月8日、中学校で電動ファン付ウェアを貸与する仕組みを始めたと発表した。登下校時の猛暑対策の一環として、立川第四中学校で実施。6月30日から希望する生徒へ貸与しており、9月中旬まで続ける予定だ。
リュックサックを背負った状態で電動ファン付ウェアを着ている場合でも、背中に空気が流れるよう工夫をしている。また登下校時以外にも、体育を見学する生徒などにも電動ファン付ウェアを貸与している。
立川第四中学校ではこれまでも、登下校時の猛暑対策として「水筒持参による水分補給」「帽子・日傘の活用」「体育着登校」などに取り組んできた。新たに電動ファン付ウェアを貸与することで、熱中症へのさらなる対策を取る。
なお今回生徒に貸与しているのは、空調服社(東京都板橋区)が提供しているファン付きウェア「空調服」となっている。
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