米Metaは10月22日(現地時間)、13〜17歳のInstagramユーザーを対象とした「ティーンアカウント」向けに、アプリのアイコンを好みに合わせて変更できる新機能を導入したとInstagramの公式Xアカウントで明らかにした。炎や花をモチーフにしたものなど、6種類のビジュアルを用意している。
ラインアップは、炎、花、ハートと惑星、シルバー、ネオンピンク、緑のスライムの6種。対象のアカウントではアプリを起動した後、ホームフィード上部に表示されるInstagramのロゴをタップすることで、アイコン変更メニューにアクセス可能だ。
Xなど他のSNSでは「なぜ年齢で制限するのか」「美的感覚は10代だけのものではない」といった成人ユーザーからの疑問の声も上がっている。Metaは今回の機能をティーン向けに限定した理由を明らかにしていない。
ティーンアカウントは13〜17歳のユーザー向けに制限を加えるInstagramの機能。欧米では2024年9月、日本では1月から順次導入された。1日の利用時間が60分を超えるとアプリを閉じるように通知がする機能や、保護者が利用時間を決められるペアレンタルコントロール機能などを備える。Metaは機能を順次追加しており、9月にはFacebookとMessengerにも導入するなど拡大を進めている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「ダサい」「丸い方がよかった」――インスタのハイライト機能、突然の“仕様変更”に不満の声相次ぐ
Instagramの「ハイライト」機能に大幅な仕様変更が加わった。従来はプロフィール欄の下部に丸いカバー画像アイコンを並べる形で表示する仕様だったが、フィード投稿と同様、長方形のサムネイルと共にグリッド内に表示される形式に。Xなどでは不満の声が相次いでいる。
トレース=「著作権侵害」なのか? 江口寿史さん巡る疑惑、福井弁護士に聞く線引きのヒント
「写真を基にイラストを描く」という行為に、「著作権や肖像権の侵害」と判断される基準はあるのか。著作権などの問題に詳しい、骨董通り法律事務所の福井健策弁護士に見解を聞いた。
あの激戦をもう一度……万博パビリオン予約のジョークサイトが話題、「ソビエト館」「ナウル館」の名前も
10月13日に閉幕した大阪・関西万博の「パビリオン当日予約」を再現したジョークサイトが、X上で注目を集めている。ソフトウェアエンジニアのsublimerさん(@lz650sss)が19日に公開したもので、「予約できた喜び」や「取れなかった悔しさ」を体験できるとして話題だ。
Instagram、日本でも未成年に制限 デフォ非公開、1日60分で「利用やめて」通知
Instagramは、13〜17歳のユーザー向けに、投稿をデフォルトで非公開にしたり、60分で利用をやめるよう通知を行うなどの制限を加える「ティーンアカウント」を、日本でも導入。
Instagram、AIで未成年を検出し「ティーンアカウント」に強制設定 米国でテスト開始
Metaは、Instagramの十代ユーザー保護機能「ティーンアカウント」を強化し、AIが未成年と推定したアカウントを自動でティーンアカウント設定に切り替えるテストを米国で開始した。
