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羽田空港で人型ロボが作業へ、JALとGMOが3年間の実証実験 空港の地上業務を代行
日本航空(JAL)は4月27日、同グループのJALグランドサービス(東京都大田区)とGMO AI&ロボティクス商事(東京都渋谷区)が、国内初となる空港業務での人型ロボットの実証実験を羽田空港で開始すると発表した。
日本航空(JAL)は4月27日、同グループのJALグランドサービス(東京都大田区)とGMO AI&ロボティクス商事(東京都渋谷区)が、国内初となる空港業務での人型ロボットの実証実験を羽田空港で開始すると発表した。航空機周辺の地上業務である「グランドハンドリング業務」をロボットが代行し、従業員の負担軽減を目指す。
グランドハンドリングとは、航空機の誘導や、手荷物・貨物の積み降ろしなどを行う領域の業務を指す。実証実験は5月から約3年間実施予定で、まずは現場の業務を分析し、人型ロボットが安全に作業できる領域を特定。その後、作業ごとに実際の環境を想定した動作検証を重ねるという。
ロボットは、中国のスタートアップ、宇樹科技(Unitree Robotics)の製品2体を活用する。人型のロボットを採用することで、既存の体制を大きく改修することなく導入できるという。
今回の取り組みの背景には、身体的な負荷が大きい業務領域の深刻化な人材不足がある。ロボットが人の作業を補完することで、必要最小限の人員による持続可能な運用体制の実現を目指すという。
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