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アキバショップ探索ルート:ジャンクパーツショップ編夏休み“アキバ”ツアーズ 第2回(1/2 ページ)

ITmediaアキバ取材班が普段回る「アキバショップルート」を、目的別に紹介していく「夏休み“アキバ”ツアーズ」。関東近県の人はもちろん、普段、アキバに行くことが難しい遠方のみなさんも、このマップ片手に、アキバを散策してみましょう。今回は「ジャンクパーツショップ」編です。

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 ジャンクや中古品が山ほど集まり、安くパーツを購入できるのもアキバの楽しいところです。

 ただし、ショップやメーカーの保証がなく、最低限必要な部品が欠品していることも多いのはジャンクのジャンクたるところです。当然、中にはパーツ取り用、あるいは「飾り」にしか使えない製品もありますが、思わぬ掘り出し物や、他人にはどうでもいいようなものでも「自分にはこれが必要だった」という製品が見つかったとき、これが一番楽しいところなのです。

[1] 電源ユニットやケーブル類がオススメ「FIRSTPOINT2号店」

 JR秋葉原駅の電気街口を表通り側に出ると、サトー無線駅前6号店の隣に、ジャンク品を扱うショップが集結していることで有名なラジオ会館があります。1階の奥まった場所にある「FIRSTPOINT2号店」が最初のチェックポイントです。

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FIRSTPOINT2号店

 このFIRSTPOINT2号店は、店内明るく、商品が整然と並んでおり、一見普通のショップのようですが、床に置かれたパレットに山積みされたパーツに、値札が貼られているあたりから、ジャンク臭が漂ってきます。

 店長のオススメは、電源ユニットとケーブル類で、仕入れ時期は不定期ながらNEC PC-9821シリーズ用パーツも人気があるとのこと。ゲーム用途として、あるいは企業ではまだ使っているユーザーも多いと思われる98NX用など、もはや入手困難なパーツが500円前後で手に入るのもお得です。

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[2] ジャンクNEC98セールなどを随時実施「FIRSTPOINT本店」

 ラジオ会館を5階まで上がってすぐに、「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」ムードの「FIRSTPOINT本店」があります。

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FIRSTPOINT本店

 FIRSTPOINT本店が得意としているのは、NEC9801とメモリ。

 メモリの善し悪しを見ためだけで見分けるのは難しく、良品を入手するには、ショップの保存状態が大きく影響すると言われています。その点、単体ごとにパッケージされているFIRSTPOINT本店からは、できる限りいいメモリを、という店長の心意気が伝わってきます。

 なお、8月いっぱいまでサマーセール中で、取材当日は、Pentium Pro/200MHz搭載のNEC PC-9801Ra20/N12などが1万円で販売されていました。NEC PC98シリーズはまだ法人需要も多いとのことで、7〜8年前のPCを今も稼働させているユーザーには耳寄りな情報ではないでしょうか。

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[3] 初代iMacが1万円以下で手に入る「秋葉原エレクトリックパーツ本店」

 線路の高架に沿って中央通りを渡り、ゲームセンター「CLUB SEGA」の奥に東京ラジオデパートがあります。東京ラジオデパート1階では、コンデンサなどの電子部品を扱うショップが多く、眺めるだけでも、かつての電子コゾーであればうきうきしてしまうようなエリアです。ここの地下に降りていくと、「秋葉原エレクトリックパーツ本店」が見えてきます。

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秋葉原エレクトリックパーツ

 NEC PC98シリーズや古いPC/AT互換機(……という表現がぴったりくる時代の)のパーツと並んで、取材当日は、5GバイトHDDと128Mバイトメモリ搭載の、初代ボンダイブルーiMacが1万円以下で販売されていました。コレクターも多いアップル製品だけに狙い目かもしれません。

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[4] 業務用コピー機からHDDまで取り扱う「OAリサイクルショップ 1号店」

 ジャンクパーツ通りで、あぷあぷ秋葉原店のから対面の並びに店を構えるのが「OAリサイクル1」です。

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OAリサイクルショップ 1号店

 細長い店内には、メーカー製ノートPCや業務用コピー機などが並び、日本IBM純正のマウスやキーボードなども100円台から販売、店の奥にはSCSIやIDEなどの規格が混在した感じですが、HDDのラインアップも豊富です。

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[5] メーカー製マシンの法人流出が狙いめ「あぷあぷ秋葉原店」

 さらに高架沿いを進み「ハマダ電機」のある通りを曲がります。「ツクモDOS/Vパソコン館」が見えるまでまっすぐ進み、そこを左折しましょう。誰が呼んだか分かりませんが、ここが“ジャンクパーツ通り”。通りの中でも最も威勢のよいショップの一つが「あぷあぷ秋葉原本店」です。

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あぷあぷ秋葉原店

 あぷあぷ秋葉原本店では、スタッフが拡声器片手に激安パーツを売りさばく姿が購買欲をそそります。

 保証付きの中古品も多く扱っていますが、良質なジャンク品は月末に入荷することが多いとのこと。だたしこれらの良質ジャンクは、販売開始された時点で、ちょっとした人だかりができるようで、その人気の片鱗が伺えます。

 そんなあぷあぷ秋葉原店の目玉は、大量に入荷するサーバやメーカー製マシンです。企業で使用されていたお下がり品が多く、その筐体からメモリやHDDなどがあっという間に抜き出されてしまうこともあるそうです。

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