開発者に聞く、“お化け探知機”の正しい使い方(後編)(2/3 ページ)
いくつもの仮説、そして膨大なデータ集計をマジに行い形となった「ゴーストレーダーUSBメモリー」。マニュアルでは記載しきれなかったという、ある意味“正しい”使い方をいくつか聞いてみた。
“出ちゃった”ときにはどうする?
ITmedia あの……発表時から気になっていたのですが、“出ちゃった”ときはどうすればいいのですか。
越田 ええ、もちろん除霊機能もあります。本体裏で光っている380nm前後の紫外線LEDの光を当て、物品表面の活性化を行い、同時に弱い交流磁場(ゆらぎ低周波)を与えることで改質を行います。
ガラスコップを用意し、除霊対象物をその中に入れて、上にゴーストレーダーを置きます。
この状態で15分ほど置き、電源がオートオフされたら、それを取り出して蒸留水などで洗ってください。終了後は最低一晩、箱など静かなところに置いておくことで、物質表面の安定化がなされます。
ITmedia おお。
越田 ただし、対象はあくまで物品。生物に対しては行わないでください。また、万が一除霊中にパターンマッチングが起こり、反応が再び出た場合は、方向や向きを変えながらやり直すとよいでしょう。
ITmedia え? も、物だけ? さっき私が試したときに反応あったんですけど、あの、その。
越田 ……。
さて、次は先ほど話に出たバイオフィードバックモードを試してみましょう。
たとえば、親指をまっすぐ動かさずに普通に押しているようにしていても、LEDライトの右側が点灯することがある。これはつまり、無意識の自分が右側を示しているということになると仮定できます。
あるものを思い浮かべて測定することで、先ほどのPALAlogy仮説と組み合わせ、それがどの方向にあるのか、というのをゴーストレーダーが判別しているというわけです。
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