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HDDを内蔵できる、“ちょっと変わり種”なネットワークメディアプレーヤー──「MOVIE COWBOY」(前編)(3/3 ページ)

いわゆる生PEGやDivX再生をサポートし、PCとリビングルームの橋渡し役として人気のネットワークメディアプレーヤーにちょっと変り種の製品が登場した。それがDIGITAL COWBOY「MOVIE COWBOY」だ。同機で行えることや実際の使用感をじっくりチェックしてみることにしよう。

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HDDメディアプレーヤーとしても特徴的な機能

 では、まずHDDメディアプレーヤーとしての機能を見ていこう。

 DVD+LANタイプのネットワークメディアプレーヤー製品の場合、DVDドライブは「あっても別に困らない」といった意味合いで考えるユーザーも多いと想定されるが、本製品の場合は確実にHDDを内蔵させて活用したいと考えるユーザーがほとんどのはずだ。

 HDDメディアプレーヤーとして特徴的なのは、やはりFAT(12)/FAT16に加えてNTFSをサポートすることだ。4Gバイト以上の容量のファイル再生や複数パーティションにも正式に対応しており、Windows XP/2000で利用していたHDDをそのまま組み込んでアクセスすることもできる。一応制限とされているのは1パーティション250Gバイト以下での使用が推奨されていることくらいだが、現状ではさほど大きなデメリットとはならないだろう

 ちなみに筆者手持ちの250Gバイトと300GバイトのHDDを組み込んでみたが、300GバイトHDDでもまったく問題はなかった。300GバイトHDDをまるまる1パーティションで構成し、250Gバイトのダミーファイルを生成。残りの部分、つまり250Gバイト超となる領域に動画ファイルを記録したり、再生を行ったりしてみもしたが、問題なく動作した。

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4つのパーティションを確保してあるHDDを内蔵し、起動させてみたところ。基本区画がPartiton1から4、拡張区画内の論理ドライブがPartiton5以降として選択可能になるようだ

 またパーティションも最大4つ(基本区画2つ、拡張区画に論理ドライブ2つ)作成してみたが、どのパーティションへもアクセスは問題はなく行えた。パーティション構成にそれほど厳しい制限はなさそうだ。

意外と便利「レジューム再生」機能

(後編に続く)


 後編では、ネットワーク経由でLAN内PCにあるファイルを再生できる「ネットワーク再生機能」やDVD-VideoのISOイメージやVOBファイルの再生機能などをよりじっくりチェックしていきます。

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