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新筐体採用でさらに強力になったフラッグシップデスクトップ──ソニー「VAIO type R」(3/4 ページ)

VAIOシリーズは、デスクトップや液晶一体型PCからノートPCにいたるまで、幅広いラインナップを誇るが、その中でもフラッグシップモデルとして位置づけられるのが、タワー型の「VAIO type R」である。新たに登場したモデルでは、新デザイン筐体の採用、デュアルチューナーの搭載など、随所でスペックが強化されている。

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キーボードにFelicaポートを搭載

 キーボードに、非接触IC「Felica」の読み書きが可能なFelicaポートを搭載したことも特徴だ。Felicaを採用したSuicaカードやEdyカード、おサイフケータイなどをFelicaポートに近づけることで、残高や利用履歴の表示が可能なほか、クレジットカードを使ってEdyのチャージもできる。また、Felicaの固有IDを利用して、スクリーンセーバーのロック解除を行ったり、住所、氏名、ID、パスワードなどを管理も可能だ。

 インタフェースも充実している。USB2.0ポートを背面に4基、前面に3基装備するほか、1000BASE-T対応LANやIEEE 1394、アナログ5.1ch出力、光デジタル出力などを装備している。また、フロントパネルには、5つのカードスロット(xD-ピクチャーカードスロット、SDメモリーカード兼MMCスロット、メモリースティックスロット、CFスロット、PCカードスロット)が用意されており、ほとんどのメモリカードをそのまま装着することができるので便利だ。

 VGC-RC50L7に付属する17インチ液晶ディスプレイ(1280×1024ドット対応)は、単体で「SDM-HS75P」として発売されているものと同等である。クリアブラック液晶採用で、輝度420カンデラ、コントラスト比600:1を実現。表示品位は高い。応答速度も8ミリ秒と高速で、映画やアクションゲームなどでも残像が気になることはほとんどない。入力端子は、アナログRGBとDVI-Dを1系統ずつ装備している。


キーボード右上に「Felicaポート」を搭載。EdyカードやSuicaカード、おサイフケータイなどの情報を読み書き可能


Suicaカードの利用履歴を表示する「SFCard Viewer」の画面


背面には、USB 2.0×4やオーディオ/ビデオ入力、オーディオ出力(5.1chアナログ)、光デジタル出力、LAN、パラレル、IEEE 1394(6ピン)、PS/2(キーボード/マウス)などが用意されている


フロントパネルの下部カバーを開けると、USB 2.0×2やヘッドホン出力、マイク入力、オーディオ/ビデオ入出力などにアクセスできる


VGC-RC50L7に付属する17インチディスプレイ「SDM-HS75P」


入力端子として、アナログRGBとDVI-Dを1系統ずつ装備する

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