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アンディが秋葉原のサムライマスターに、って誰!?週末アキバPickUP!(1/4 ページ)

ワンセグチューナー「ちょいテレ」が大ヒットし、RADEON X1950 PRO搭載カードが登場した先週のアキバ。冷却パーツのニューフェイスも多数発見した。今週のキーワードは「その名はANDY」「ワンセグ大人気」「SLIっぽいCrossFire」「静音だけどオーケストラ」だ!

強力CPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」がデビュー

サイズ「ANDY SAMURAI MASTER(SCASM-1000)」

 先週の金曜日から、複数のショップの店頭にサイズ製CPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」が並んだ。価格は4000円弱で、在庫は潤沢だ。

 ANDY SAMURAI MASTERは上部が張り出した2段式の大型フィンと6本のヒートパイプを組み合わせたCPUクーラーで、ノイズが最大20.94デシベルの12センチ角ファンを搭載している。対応ソケットはLGA 775とSocket AM2/940/939/754/478。リテンションにワンタッチで固定できるアタッチメントの独自機構「VTMS」を採用しており、ネジ留めやバックプレートの交換なしに装着できる。

 各ショップで好調に売れており、店員さんの評価も高い。BLESS秋葉原本店は「冷却性能重視のCPUクーラーといえば、サイズなら峰COOLERですが、ANDY SAMURAI MASTERは同等の性能が期待できるうえ、CPU回りのコンデンサやメモリも効率的に冷やせるのが特徴です。マシン全体の空調を考えるなら、今一番お勧めできる製品ですね」と話す。

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 またPCパーツではめずらしく、パッケージも話題になっていた。“ANDY SAMURAI MASTER”のロゴの上にいる鎧をまとった(奇妙な)外国人についてさまざまな憶測が飛んでいる。「どうやらANDYを開発した人らしいです」(高速電脳)という意見や、「ANDYという名前のヨーロッパで著名なデザイナーです」(某ショップ)とのコメントもあった。ほんとかよ・・・・・・。

 というわけでサイズに確認してみたところ、笑いながら「写真の人物はドイツで働いている当社スタッフのアンディです。もちろん、サムライマスターではありませんけど」とのコメントが返ってきた。パッケージに顔写真を出したのも本人の希望というわけでなく、日本支社の独断で決まったらしい。COMPUTEX 2006でANDYを紹介するさいに彼の写真を使ったら好評だったため、そのままパッケージにしてしまったという。最後に「当社の多くの製品は台湾で開発していますが、アンディが再びパッケージに登場する可能性はありますよ」と話してくれた。

 なお、ANDY SAMURAI MASTERのパッケージが売り上げに貢献しているのかとT-ZONE.PC DIY SHOPに尋ねたところ、「まったく関係ありません」と明瞭な答えが返ってきた。

上段のフィンが4辺に大きく張り出した構造。ヒートシンクの大きさは、125(幅)×137(奥行き)×104(高さ)ミリだ(写真=左/中央)。ドイツから遠く離れた極東の地でサムライマスターと化したアンディ氏(写真=右)

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