速報
九十九電機が民事再生法の適用を申請――負債は約110億円
PCおよびPCパーツ販売でおなじみの九十九電機が東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。
10月30日、秋葉原を中心に全国でPCパーツショップを展開している九十九電機が、東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。負債額は約110億円。
九十九電機は創業1947年の老舗で、無線機、MacintoshやPCの販売を行い、近年ではイーマシーンズやゲートウェイブランドPCの国内販売をはじめ、PCパーツだけでなくロボット関連製品も取り扱うなど、幅広い展開を試みていた。
現在、PC USERは、現地で取材を行っており、追って詳報を掲載する予定だ。
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