最高なdynabook SS RX2を“すきま時間”で把握する:2009年PC春モデル(1/3 ページ)
Netbookが注目されがちな最近のモバイル事情だが、パフォーマンスとサイズ、バッテリー駆動時間のバランスを考えると、やはりdynabook SS RXは外すことのできない選択肢だろう。
軽くて薄い、外でも見やすい2スピンドルノートPCの定番「dynabook SS RX」
東芝が2009年1月に発表したdynabook SS RX2は同シリーズの2世代目となるモデルで、その初代は2008年9月登場したCentrino 2導入モデル、さらに、その原型は、2007年6月に発表されたdynabook SS RX1までさかのぼることができる。
SSDの搭載、1キロを下回る軽さ、最薄部で20ミリを切るボディ、屋外でも視認性を確保する半透過タイプの12.1型液晶ディスプレイの採用など、携帯利用を意識した基本コンセプトと本体のデザインは、最新のdynabook SS RX2でも変わっていない(dynabook SS RX2の登場時期で間違いがありました。おわびして訂正いたします)。
プラットフォームをCentrino 2に変更して内部の構成が大きく変わった従来モデルのdynabook SS RX2と比べて、今回登場した2009年春モデルのアップデートは、ストレージ関連と液晶ディスプレイの仕様を変更しただけのマイナーバージョンアップだが、この時期に、Netbookではないスペックを重視したモバイルノートPCを購入したいユーザーのために、最新のdynabook SS RX2ラインアップから最上位モデルとなる「RX2/T9HG」を取り上げて、そのスペックを競合モデルと比較してみたい。
なお、ただいま仕事中で“すきま時間”にこの記事を参照しているユーザーのために、このページでは、dynabook SS RX2の主要な項目を競合製品(軽量2スピンドルノートPC)と比較している。より詳細なデータを参照したい場合は、それぞれの項目に設けたリンクから該当するページをじっくりと参照していただきたい。
ボディサイズ、重さ
製品比較 | dynabook SS RX2 | VAIO type T(VAIOオーナーメードモデル) | Let'snote LIGHT W7(プレミアモデル) |
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本体サイズ | 約283.0(幅)×215.8(奥行き)×19.5~25.5(厚さ)ミリ | 約279(幅)×199.8(奥行き)×23.5~30.7(厚さ)ミリ | 約272(幅)×214.3(奥行き)×24.9~45.3(厚さ)ミリ |
重さ | 約933グラム(バッテリーパック32A搭載時)、約1053グラム(バッテリーパック64A搭載時) | 約1140グラム~約1470グラム | 約1255グラム(標準バッテリーパック搭載時)、約1136グラム(軽量バッテリーパック搭載時) |
ボディカラーはシルバー基調で、天面、底面だけでなくキーボードパネルやキートップも統一されている。タッチパットも同系色だ。ただし、液晶ディスプレイ周囲のベゼルはブラックになっている。液晶ディスプレイの天面にはグレーで構成されるdynabookのロゴが左寄せで配置されている。
液晶ディスプレイ、キーボード、ポインティングデバイス
製品比較 | dynabook SS RX2 | VAIO type T(VAIOオーナーメードモデル) | Let'snote LIGHT W7(プレミアモデル) |
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ディスプレイ(解像度) | 12.1型ワイド(1280×800ドット) | 11.1型ワイド(1366×768ドット) | 12.1型(1024×768ドット) |
本体内蔵の主なインタフェース
製品比較 | dynabook SS RX2 | VAIO type T(VAIOオーナーメードモデル) | Let'snote LIGHT W7(プレミアモデル) |
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カードスロット | PCカード(Type II)、SDメモリーカード | ExpressCard/34、SDメモリーカード/MMC、メモリースティック | PCカード(Type II)、SDメモリーカード |
主なインタフェース | USB 2.0×3(1つはeSATA対応) | USB 2.0×2、IEEE 1394、HDMI出力、Bluetooth | USB 2.0×3、Bluetooth |
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システム構成
製品比較 | dynabook SS RX2 | VAIO type T(VAIOオーナーメードモデル) | Let'snote LIGHT W7(プレミアモデル) |
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CPU | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) |
チップセット | Intel GS45 Express | Intel GS45 Express | Intel GS45 Express |
メモリ容量 | 3Gバイト(3Gバイト) | 4Gバイト(4Gバイト) | 2Gバイト(4Gバイト) |
HDD(SSD) | SSD 128Gバイト | SSD 128Gバイト×2 | HDD 320Gバイト |
バッテリー容量と消費電力
製品比較 | dynabook SS RX2 | VAIO type T(VAIOオーナーメードモデル) | Let'snote LIGHT W7(プレミアモデル) |
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バッテリー駆動時間 | 約6.2時間(バッテリーパック32A搭載時)、約12.8時間(バッテリーパック64A搭載時) | 約6.5時間(標準バッテリーパック搭載時)、約10時間(大容量バッテリーパック搭載時) | 約10.5時間(標準バッテリーパック搭載時)、約5時間(軽量バッテリーパック搭載時) |
ベンチマークテストの結果
電力管理設定 | 高パフォーマンス | バランス | 東芝省電力 |
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PCMark05:PCMarks | 3568 | 3528 | 1451 |
PCMark05:HDD | 10064 | 9744 | 8581 |
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