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デバイスマネージャーでみる“新世代”Aspire oneCeBIT 2009

AcerがCeBITで展示しているAspire oneは、すでに発表されている“10.1型液晶”搭載モデルだが、デバイスマネージャーで見ると、なぜか“ふた味”も違うのだ。

 Acerは3月4日に行ったCeBIT 2009プレスカンファレンスにおいて、2月に発表した新しいAspire oneシリーズを展示した。Acerのリリースでは、CPUにAtom N270を搭載することになっていたが、展示されていたサンプル機では、未発表のCPUを搭載しているなど多少のアップデートが施されているようだ。

 2月に発表された新しいラインアップは「Aspire One D150」で、液晶ディスプレイのサイズは10.1型ワイドと従来モデルからサイズアップしているが、最大解像度は1024×600ドットと変わらない。

 本体のサイズは260(幅)×185(奥行き)×33.4(厚さ)ミリで、重さは1.18キロ。こちらは従来モデルから幅が11ミリ、奥行きが15ミリ、厚さが4.4ミリ、重さが80グラム増えている。

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左が10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載したAspire one D150で、右は従来の8.9型ワイド液晶ディスプレイ搭載のAspire one 150(写真=左)。Aspire one D150はカラーバリエーションを用意しているが、会場ではブラック、ホワイト、レッドが確認できた(写真=右)
Aspire one D150の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)に搭載されたインタフェース

 2月に発表されたリリースではCPUにAtom N270を搭載することになっていたが、展示されていたサンプル機にはインテルからまだ正式に発表されていないAtom N280を搭載しているのがデバイスマネージャーで確認された。

 Aspire one D150には、日本で発表されたAtom N270搭載モデルのほかに、Atom N280を搭載する上位モデルが3月に予定されている情報もあったので、展示されている機材がその上位モデルである可能性が高い。

 ただし、情報ではチップセットにAtom N280に対応する未発表の「GN40」が搭載されるといわれていたが、デバイスマネージャで確認されたのは、リリースのとおりIntel 945GSE Expressだった。製品版でそのような構成になるのかは、現時点では不明とされている。

展示されていたAspire one D150で表示したデバイスマネージャーの情報(写真=左)とシステムプロパティの表示(写真=右)。CPUはAtom N280でチップセットはIntel 945GSEを搭載する。展示サンプルではGN40が間に合わなかっただけで製品ではGN40が搭載されるのか、Intel 945GSEで製品版も登場するのかは不明だ

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