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“Arrandale”世代のCULVを搭載したモバイルIdeaPad──「IdeaPad U160」2010年PC夏モデル

レノボ・ジャパンは、6月8日にインテルの最新モバイル向けCPUの“CULV”版を搭載した、IdeaPad Uシリーズの新モデル「IdeaPad U160」を発表した。

最新世代の低価格超低電圧CPUでコストパフォーマンスがさらに向上

 IdeaPad U160は、“Arrandale”世代の低価格超低電圧版(Consumer Ultra Low Voltage:CULV版)CPUのPentium U5400(動作クロック1.2GHz)を搭載した1スピンドルノートPCで、11.1型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768ドット)を搭載した本体のサイズは、290(幅)×193(奥行き)×22.5~33.5(厚さ)ミリ、重さは約1.4キロ。6セルバッテリーを搭載した状態で駆動時間は約7時間になる。

 キーボードにはアイソレーションタイプを採用するほか、液晶ディスプレイ天面とバッテリーパックには鮮やかな色調の「スクエア・レッド」を採用するなど、デザイン面にも配慮している。

液晶ディスプレイ天面に鮮やかなスクエア・レッドをあしらった「IdeaPad U160」

 Intel HM55 Expressチップセットを採用し、標準構成でメインメモリはDDR3-1066を3Gバイト搭載する(最大4Gバイト)。グラフィックス機能はCPUに統合したIntel HD Graphicsを利用する。本体のインタフェースには、アナログRGB出力、USB 2.0×3(1基はeSATA兼用)、有線LAN(1000BASE-T対応)、HDMIを設けるほか、メディアカードのインタフェースとして、5 in 1カードリーダーを内蔵する。データストレージには容量500GバイトのHDD(5400rpm、Serial ATA)を搭載する。

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 無線接続では、Centrino Advanced-N+WiMAX 6250を搭載してIEEE802.11a/b/g/nに対応するだけでなく、IdeaPadシリーズでは初めてモバイルWiMAXも標準構成でサポートする。

 IdeaPad U160のラインアップはハードウェア構成では1モデルとなるが、Office Personal 2010の有無で2モデルが用意される。発表同日から予約を開始して出荷開始は7月下旬からの予定だ。価格はオープン。実売価格の予想は、7~9万円程度とみられている。

IdeaPad U160店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
IdeaPad U160 08948RJ CULVノート リニューアル Pentium U5400 (1.2GHz) 3072MB(DDR3) 500GB 64ビット7
Home Premium
7万円~9万円台
08948SJ CULVノート リニューアル Pentium U5400 (1.2GHz) 3072MB(DDR3) 500GB 64ビット7
Home Premium
7万円~9万円台
IdeaPad、IdeaCentre、Lenovoシリーズ店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV/オフィス 重量
IdeaPad U160 08948RJ 11.6型ワイド 1366×768 Intel HM55 CPU統合 Office Personal 2010 約1.4キロ
08948SJ 11.6型ワイド 1366×768 Intel HM55 CPU統合 約1.4キロ

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